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未来への希望

戦勝国は日本人から文化を奪い、戦後レジームの「大きな政府」「福祉国家」に国民を経済的、イデオロギー的に隷属させた。 このことは歴史の事実であり、私たちはその自国の歴史を偽ってまでも、繁栄を享受しようとは思わない。(1) しかし、私たちが抱えている問題の根源は、言葉から思想が...

当面の活動計画について

「これからの活動理念」に基づく活動にあたって、当面考えていることを説明します。 第1 行動論について 1 私達自身が「良く」生きること  まず、私達自身が、活動理念に沿って日々生きることが大切だと考えています。  私は【弁護士】として、日々日本国憲法に基づき制定された法律...

哲学の使命――戦後レジームを崩す新しい言論のために

大江さんが投稿された「これからの活動理念」に寄せて、哲学をしている人間の観点から、一つの考察を投稿させていただきたいと思います。 日本国憲法が制定されて70年以上の年月が過ぎました。この長い時間の中で、この国のあり方について多種多様な議論がなされてきましたが、その中には愚論...

人はなぜ党派性に陥るのか?

人は学識と熱意があっても、党派的な政治にのめりこむことがある。 それは思想を持ち、アイデンティティを明らかにすることを怠るからである。 「私が何者であるのか」ということを明らかにし、それを本義として政治に臨めば、批判をするにあたっても自分の思想に根差した真正面からの批判に...

私の憲法論

先に大江さんが投稿した、「これからの活動理念」に大いに心を動かされました。 「私達は、自らの国の歴史を偽っても繁栄を享受しようとは思わない。」 この気概を持って生きていきたいものです。 なお、国民主権についてはともかく、基本的人権や平和という価値それ自体は、戦後レジームを...

これからの活動理念

我が国は、連合国から「吾等ノ軍事力ノ最高度ノ使用ハ日本国軍隊ノ不可避且完全ナル壊滅ヲ意味スヘク又同様必然的ニ日本国本土ノ完全ナル破壊ヲ意味スヘシ」と脅され、やむなく降伏に至った。 しかし、戦後日本人は、大東亜戦争に至る我が国政府は「無分別ナル打算ニ依リ日本帝国ヲ滅亡ノ淵ニ陥...

私達の矜持とは

お世話になっている渡瀬裕哉さんが最近書いた2冊の本 ・なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか ~アメリカから世界に拡散する格差と分断の構図 ・メディアが絶対に知らない2020年の米国と日本 (PHP新書) を読んだ。書評については私の読書メーターをご参照いただければと思...

都合のよい「知識人」

エズラ・ヴォ―ゲル氏 『リバランス 米中衝突に日本はどう対するか』(ダイヤモンド社、2019年) https://diamond.jp/category/s-rebalance エズラ・ヴォ―ゲル氏は、「Japan as Number One: Lesson for...

日韓関係から政治を考える

元駐韓大使の武藤正敏氏の「文在寅という災厄」(悟空出版、2019)を読んだ。 タイトルこそインパクトのある内容になっているが、本書を読むと日韓の実務家の思いはこのタイトルに表しているとおりなのだろうと思う。 筆者は、文在寅政権について、民主主義の仮面をかぶった独裁政権である...

殉国者の慰霊について考える

平成30年10月31日、靖國神社の小堀邦夫宮司(当時)が「天皇陛下に対して不敬な言葉遣い」をしたことなどを契機に、任期満了を前に宮司を退任したというニュースは一時期世間をにぎわした。 小堀氏が、自費出版で作ったという本『靖國神社宮司、退任始末』という本がAmazonで売られ...

国体論を考える

日本とはどのような国であるのか。 国家の統治を考えるのであれば、必ず避けては通れない問いであると私は考えている。 「国体」と検索すると、小林敏男氏の『「国体」はどのように語られてきたか―歴史学としての「国体」論』を目にする機会があり、本書を一読した。...

個々人の人生論の意義

知人の勧めもあり、執行草舟=横田南嶺の『風の彼方へ』という本を一読した。臨済宗円覚寺派の管長である横田老師と執行氏の対談集である。 執行氏は「絶対負」を掲げ、横田老師は禅の教えを掲げ対話に臨む。両者ともに読書家であり、様々な書籍を上げながら様々な話題に話が及ぶ。本書にはキー...

超国家主義への疑問-我が国を語る語り口

日本は、天皇それ自身が究極的価値の実体であり、君主が統治者として振る舞った絶対主義とも異なると丸山真男氏は分析する。 それゆえ、帝国の人々が天皇という権威に依存し、また自らがその権威を実践するスタッフの一員として何らの悪意なく他者を侵略するのだと氏は論じる。このような我が国...

「政治と宗教について」への応答

イラン革命以来、イスラーム復興はイスラーム圏における支配的なイデオロギーである。トルコにおいてもアタテュルクの欧化主義に対する支持は失われ、大江さんが書いているように、エルドアンが「スルタンになろうとしてる」かのようだ。...

日本における大義とは何か

国の興亡史を読んで、いつも考えることがある。 「我が国はどうなのだろうか」 日本列島に、日本国はある。そして、日本人がいる。しかし、それは「日本」なのだろうか。 政教分離をうたわなければならないほど、政治と宗教が密接に絡み合ってきたことは歴史は語っている。...

宗教と政治について―「オスマン帝国」を読んで―

小笠原 弘幸『オスマン帝国-繁栄と衰亡の600年史 』(中公新書、2018年)を読んだ。 九州大学の人文系の准教授を務められており、中堅のオスマン史の研究家である。 通史として構成されており、情報量が多い。各スルタンがそれぞれどのような業績を果たしてきたのか(また果たさなか...

「イデオロギー対立の時代」に寄せて および、橋下徹『政権奪取論』書評 制度内の改良は可能か?

エルサレムに入ったイエスを、群衆は「ホサナ」の歓呼で迎えた。思うにこの群衆は、「ユダヤ人の王」イエスがローマ軍を追い払い、ローマに阿る王侯貴族や祭司らを粛清し、聖地の支配をユダヤ人の手に取り戻すことを期待したはずだ。しかし、二振りの剣ではローマ軍に抗うべくもなく、イエスはあ...

イデオロギー対立の時代-ヒラリー・クリントン氏の自伝を読んで

ヒラリー・クリントン氏が出した「」を手に取って読んだ。原書は2017年9月の出版であり、和訳は昨年7月出版された。興味深かったのは、冒頭に係れている事項が「なぜ、自分は選挙に負けたのか」ではなく、「負けた自分の動静や周りの人たちの反応」に終始しているという点だ。...

「コミュニタリアン」ないし「リベラル・ナショナリズム」について

少数の哲人は消極的自由が担保されれば、自ら積極的自由を獲得できる。大衆にとって消極的自由は「自由の刑」であり、上位の権威から積極的自由を与えられない限り心の平安を得ることができない。かくして、自らの共同体に安定した秩序を樹立しようとするお節介な知識人と、「積極的自由」を与え...

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